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退職のご報告【獣医師 宮澤有果】2017年4月入社、2019年3月退職

こんにちは。獣医師の宮澤です。
この度、2019年3月末をもちまして
アンドレ動物病院を退職させていただきます。
急なご報告となり申し訳ありません。

2017年4月より2年間という短い間でしたが
動物たち、飼い主の皆さまに会うことができ、
獣医師として貴重な経験をさせていただきました。

私はもともと動物が好きで
将来動物に関わるお仕事がしたいと
思っていました。
そんなことをぼんやり考えていた小学生の時に
飼っていたハムスターが亡くなりました。
初めて動物の死に直面したことで、
なにもできない自分を悔やんだのと同時に
動物を治したい、
病気について知りたいと思うようになり、
獣医師になりたいと強く思うようになりました。

なんとか根性で獣医大学に入りましたが、
全ての動物について学べるわけでは
ありませんでした。

そのため獣医大学を出た後は、
様々な動物たちを診たいと思い
エキゾチックアニマルにも力を入れている
アンドレ動物病院に 就職しました。

アンドレ動物病院は院長をはじめ、
明るい方ばかりで働きやすく、
様々な動物たちも来られて、
多くのことを学ばせて頂きました。

入ったばかりの頃は、
技術的に未熟な部分があり
飼い主の皆さまにご迷惑をおかけすることも
あったかと思います。

動物たちのなるべく負担にならない治療をはじめ、
飼い主さんに安心してもらう診察をするには
どうすればいいか、悩みはつきませんが、
考え、勉強し、紆余曲折しながらも
少しずつ形になってきたかと思います。
(それでもまだまだですが…)

動物たち、飼い主さん、
ご家族にとって良い治療とは何か、
ちゃんと動物たちと飼い主さんの気持ちに
寄り添えているのか、
模索しながら飼い主さんと一緒に
ご家族の一員である動物たちを
元気にしたい、救いたいという気持ちで
治療させていただきました。
すこしでもお力になれていれば幸いです。

また、アンドレ動物病院で働いてから、
運命的な出会いもしました。

それは愛兎の「むつ(陸奥)」です。

飼い主さんから譲渡された、
ミニウサギの男の子です。

とてもやんちゃで怒りっぽく
その名の通り突進してきて
爪を切るのも一苦労ですが
撫でられるのが大好きで
少し甘えん坊な所もあって
とても可愛いです。

そんな「むつ」に出会えたことで
生活が豊かになったのもそうですが、
うさぎの扱いや行動、習性、
意外に表情あることなど
ウサギに関して 多くのことを
深く知ることができました。

また、昔の自分と違って
「むつ」が病気をしたときに
力になってあげられる位には成長でき、
自分の目指すものに少し近づけたかなと思います。

アンドレ動物病院で過ごしたのは
2年間ではありますが
動物たちの元気になった姿をみたり、
飼い主さんから感謝の言葉を頂いたり、
本当に嬉しくて、私の財産となっています。

アンドレ動物病院に来られるのは
素敵な飼い主さんや可愛い動物ばかりで
離れることになるのはとても悲しいですし、
もっとアンドレ動物病院で働きたかったです。

アンドレ動物病院で培った2年間を糧に
これからも動物たちだけでなく
飼い主さんも笑顔にできるように
精進していきたいと思っております。

最後になりましたが
いつも的確なご指導して頂いた院長、副院長、
フォローしてくださるスタッフの皆さんに支えられ
 獣医師として人間として成長していくことができました。

アンドレ動物病院で働くことが出来て
本当に良かったです。
ありがとうございました。

そして、私の診察に
ついてきてくださった飼い主の皆さま
治療に頑張ってくれた動物たち
本当にありがとうございました。

関わって下さった皆さまに感謝申し上げます。
これからも動物たちのよりよい健康と回復を
願っています。

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