お知らせ

入社4年目の『初めまして』 【動物看護師 野澤 彩華】

初めまして、猫という猫をこよなく愛する

動物看護師の野澤彩華です。

尽きない猫への愛を語るか?

無難に自己紹介にしておくか?

など どんな内容のコラムを書こうかと悩み続け、

気づけば入社して4年目になってしまいました・・・汗

ご挨拶が遅くなりましたが、

先輩方に尻を叩かれ(笑)

ついに!!

コラムデビュー致しましたので

ご笑覧頂ければ幸いです。

 

私がこの仕事に興味を持ったきっかけは、

小学生の時から飼っていた愛犬の死でした。

私が高校2年生の冬、

そろそろ進路も決めなければいけない時期。

その愛犬チェリーは亡くなりました。

当時まだ明確な進路や将来の夢がなかった私は、

“動物と関わる仕事がしたい”

という漠然とした目標しかありませんでした。

そんな時に、愛犬の死を目の当たりにして、

この子の為に何か出来る事があったのではないか。

動物の為になる仕事は何だろうか。

そう思った時に、

“動物看護師”という仕事に興味を持ち始めました。

 

愛犬が亡くなってからは仔猫を飼い始めました。

元々先住猫が一匹いましたが、

新たに知人から仔猫を譲り受けました。

まだ離乳前だったこともあり、

ミルクを作って数時間おきに飲ませたり、

お尻をトントンして排泄を促したり、と

一からのお世話は大変なものでしたが

すくすく成長する仔猫が

もう可愛くて可愛くて、どんどん猫に魅了され

こうして猫好きが出来上がっていきました。

 

本当ならばここで猫への愛を語りたかったのですが、

日が暮れてしまいそうなのでやめておきますね(笑)

 

仔猫が生後半年が過ぎた頃、

その子は去勢手術を受けました。

当時の私は去勢手術について

ぼんやりとした知識しかなく、

手術ってどんなことをするのだろう?

動物病院ではどんな仕事をするのだろう?

と興味を持ち、県内で動物看護が学べる

専門学校に進学しました。

 

授業の一環で、病院実習の授業があり、

私がいくつか実習をさせていただいた病院の中に

「アンドレ動物病院」がありました。

初めての実習先に緊張と不安でいっぱいだった私に

院長先生をはじめスタッフの皆さんは 

とても親切で明るく、アットホームな雰囲気に

居心地の良さを感じ、

飼い主様やそのペットに対しても優しく親身で、

私もこんな素敵な看護師になりたい!

ここで色々な事を学びたい!

と思い、念願だった動物看護師になることができ、

アンドレ動物病院に勤めることになりました。

 

今では面白い院長先生や 頼もしい副院長先生、

親身で優しい先生たちや 尊敬する先輩看護師の方々、

こんな私を頼ってくれる可愛い後輩たちにも恵まれ、

楽しく充実した日々を送っています。

本来なら、私達が飼い主様を支えていく立場ではありますが

「いつもありがとう」や

「アンドレさんで診てもらえて良かったわ」

などといった 飼い主様のお言葉にいつも励まされ、

悲しい事や辛い事も少なからずありますが、

私がこの3年間この仕事を続けられたのは

飼い主様から力をもらっていたからだと思います。

あと 密かにですが、皆様の可愛い猫ちゃんたちにも

日々癒されております♡

(本当は撫で回したい気持ちをグッと堪えながら笑)

 

看護の “看” という字は

手と目という漢字でできています。

“看護とは手と目で見て、護る(まもる)こと”

専門学校での恩師から教わった言葉です。

動物看護師は、直接手術や治療などで

動物たちの病気を治すことはできません。

ですが、手で触れて目で見て、病気と闘う子達を

看護の面で助けたい、

飼い主様にも親身に寄り添える看護師になりたい。

看護師ならではの視点で、微力ながら、

皆様の大切な家族の一員であるペットの

日常ケアや病気回復へのお手伝いができたらと

日々思っております。

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