ウサギ・チンチラ・モルモット・デグーの歯科処置について
切歯の不正咬合・臼歯の不正咬合の切削処置

 

ウサギ・チンチラ・モルモット・デグーは切歯・臼歯ともに健康であれば伸び続けます。

彼らは前後・左右の下顎の運動により牧草などの食物をすりつぶしています。

歯の咬合が正常であれば伸びた歯は摩耗し、正常な状態が維持されています。

 

切歯の場合、生まれつき下顎が上顎より

長かったり、短かったりすると

うまくかみ合わず伸びすぎる状態になります。

臼歯の場合、歯の伸びる方向(萌出する方向)

が異常になることにより、

頬や舌を傷つけ痛くて食餌を食べることが

できなくなります。

この状態を「切歯の不正咬合」、「臼歯の不正咬合」

といいます。

 

根本的な治療は歯の萌出する方向を

正常にすることですが、

現実的には難しいことが多く、

飛び出た部分(過長した部分)を削ることになります。

 

当院ではできれば麻酔をかけて、

口腔内を細かく確認し、

突き出した歯をできるだけカッターなどで破砕せずに

マイクロエンジンとダイヤモンドバーを用いて

歯に負担がかからないように切削しております。

また、切削前と切削後の歯の写真を毎回撮影してご説明しております。

 

しかし、肺や心臓、呼吸状態に異常がある場合

(麻酔のリスクが高い場合)は

麻酔をかけずに飛び出た部分をやむを得ずカットすることもあります。

ただし、無麻酔下での処置には限界があります。

大暴れするウサギでは無麻酔での処置は難しいです。

また、ウサギの切歯の不正咬合においては無麻酔での処置を行うことも多いです。

 

麻酔をかけての処置はリスクもあります。

事前に飼い主さまにご説明し、ご承諾をいただいてから処置を行います。

また、必要であれば事前にエックス線検査や血液検査などを行います。

何度も麻酔下切削処置を行っている場合も定期的にエックス線検査や血液検査を行います。

 

ウサギ・チンチラ・モルモット・デグーの

個々の処置についてのご説明は

各動物をクリックしていただくと

詳細が確認できます。

 

アンドレ動物病院